愛にのぼせろ

愛にのぼせろ

愛にのぼせろ

家族ゲーム」が出たときに、男女間や恋愛についてのコンセプトアルバムも出したらいいのに、と思っていたのが、もう5年前…。徳間に移籍してメジャーにも復帰、GOINGとのコラボとか、話題性には事欠かないアルバムです。久しぶりの作品だし、単純にとても嬉しい。ジャケットのミドリカワさんも楽しそうだ!一見ふざけてるけど、歌詞カードの中身のお写真は素敵!ブログの楽曲紹介も、なんか浮かれてるし!
全体的に、曲の人物たちの平均年齢が若い…。若くて危なっかしい子たちばっかりなのだ。でも、もっとも「愛にのぼせて」いる年齢なのかもしれないなあ。もう身を固めてらっしゃるミドリカワさんからしたら、特に。「I am a not mother」の最後に、学生(高校生)の設定であることを決定づけるような付けたしがほどこされていて、個人的にはちょっと、ショックでした…。もともとそういう物語で、分かりやすくするために追加したのかもしれないけど、書房さんの作品は解釈に幅ができるところが楽しいと思ってるのだけどなあ。PVにもビジュアル的に説明されること多いし。「君は僕のものだった」は、ミドフェスで初めて聴いたとき、元カノが芸能人になり、その出演CM(梅酒とブライダル)を見て嘆きつつも、流出したらやばいビデオをしっかり録っていた危険な彼氏…かと思いきや、そうではなかった。また深読みしちゃったよ。
「グッドモーニング」は大変ポップでかわいいですね。児玉監督がPV録ってくれたらきっとかわいらしい作品ができるのだろうなあ、と妄想。