トップリードトークライブ「話っ話゜」@阿佐ヶ谷LoftA

トップリの初トークライブ。やっとの実現て感じがする。すごく楽しみにしてました。もちろん楽しかったけれど、なんていうんだろう、あのコンビ感は、分かりやすいものじゃないんだなと思わされた。いろいろ印象も変わったかも。そして和賀氏の魅力を堪能しましてよ。いっぱい喋ってるとこ観れて嬉しい。さすが私の推しメンです。最後に、個人的にとても嬉しいこともあったしね。
チケット即予約終了で(私はファンクラブ会員の方に一緒に予約していただいた)、やっぱりなあ…と思ったけれど、入ってみれば意外と客席は余裕があって、もっとぎゅうぎゅうなのかと思ってました。ゆったりした雰囲気でやりたかったのかな。

  • 新妻氏、コンビ名のきっかけとなったTOPREEDTシャツで登場。今始まったところだというのに既にワキ汗が…。新妻氏、始まる前からずっとえずいてたそうで(ほんとよくえずく人だ)、和賀氏が全然緊張しないのを逆に不思議がっていました。
  • 注文にあたって、「どれにする?しょっぱいのがいい?どうする?おつまみは?パサパサするの、嫌い?」とやたら訊いてあげる新妻氏のテンションがもうカップル…というか、もはや過保護なお母さんに見えてきた…。あと和賀氏はワッフルが嫌いらしい。
  • 小学校のころは和賀氏と親友だと新妻氏は(勝手に)思っていて、高校のころちょっと仲悪くなった(これ前トークZでも言ってたな)。しかしこれはあくまで新妻氏の言い分。新妻氏は和賀氏に憧れてた部分あったようで、小学校のころの和賀氏は「勉強しなくても、テストでいい点獲れるタイプ」とのこと。和賀氏は新妻氏が、自宅の机に元素記号の表を貼っていて、「こいつはバカなんだな」と思ったそう。和「それ見ながら勉強したって、テストのときはないんだよ、覚えなきゃいけないのに」新「貼って覚えた気になっちゃうんだよね」和「そこがバカなの」とのことですけど、そういう見方出来る人、なかなか居なかったりするよ。なんて冷静なんだ和賀氏…かっこいい…(この時点でわたくしの和賀氏ゲージ、ほぼ満タン)。あとこのキレ味はちょっと土田さんぽいかもしれない。「あたしゃ」とか「あーた」は志村けん的であるが(笑)。
  • あと、先に覚えたほうの言葉が優先で出てくる相方の癖(「離陸よりも着陸を先に覚えたから、両方「着陸」って言っちゃう)を指摘し、「あーたそういう人」とバッサリ。しかしそう言われてちょっと嬉しそうな新妻氏…。
  • 和賀氏は冷蔵庫や棚で傷んだ食物などを処分しない癖がある。これはご両親そろってそうなので遺伝らしい。腐ったいちご牛乳を、「これは自分への戒めだ」と言ったらしいw和「そんなこと言ったの?」
  • 高校で仲悪くなった=「他の人と遊び出したじゃない!」と新妻氏。和「そんなこと言ったら、お前別のやつとコントしてたじゃない!」しかも別の人をアナ学に連れてきたりもしたそうな。
  • 和「俺とお前の相容れないところ」が「何事も早い」ところ。単独の3ヶ月前にネタが全部出来てる芸人なんていねーよーと。新「不安なんだも〜ん」とのことでしたが、永沢氏と一緒だ!そして和賀氏の言い分も佐々木氏と一緒だ…。
  • このライブにもゲストとか呼んでね、和賀さんの好きな芸人とか…和賀さんの好きな芸人て誰なんですか?→和「鬼ヶ島」と即答。和賀氏がもし、今のお笑いのライブシーンのファンになっていたら、鬼ヶ島・なすなかにし・ダブルブッキングのファンになっていたであろうとのことで。へえへえ。
  • 新妻氏は、「自分が女だったら絶対磁石!」wそういう発想、やっぱりするのか…。芸事でだよ、と訂正され、考えながらもうしろシティ、「漫才も入れたいから」磁石、あとはアルピ、だそう。新妻氏曰く、「永沢氏の口はパーフェクト!」とのこと…。写真撮るときの「んっ」って感じの唇がいいらしい。そしてそれは佐々木氏もやるらしい。新「永沢さんは分かるよ、メガネの時点でちょっとポイントアップなんだから」和「いやどっちがかっこいいかって言ったら佐々木さんだろ」さすがしょっちゅう一緒にライブに出てるだけのことはあるぜ…。そして「佐々木さんは口がめっちゃいい匂いがする」とか言いだす新妻氏。なんか太陽をいっぱい浴びた赤ちゃんの匂いがするらしいですよ。そういう画が浮かんだらしい。意味分からない!それよりも、楽屋でミニコントを仕掛ける仕掛けられるらしいという話のほうがほほえましくて気になった。そっちをもっと詳しく聴きたかった。
  • タバコ吸い始める和賀氏。止めなさいってタバコ〜という新妻氏。さらっと「それは無理」「一回吸って、止めてから言え」とのことで、全く持って、その通りだと思った。ネタ合わせのときに喫煙所行かなきゃ行けないでしょ?俺は副流煙いっぱいだよ?俺のこと考えてくれてる?と言い出す新妻氏…。でも、煙を吐くときに顔を背けて別の方向に吐いてくれることに対しては、「ちゃんと避けてくれるもんね」「俺のこと考えてくれてるよね(はぁと)」とにこにこ。が、相方さんは「お前じゃなくたってやるよ、お前のためじゃない」「その発想すげーな」と言ってましたけど、あーなんかもう、完全にこのふたりってお互いに向けてる感情がねじれの位置なんだなーと思ったり…そりゃ完全に重なり合ってるコンビなんていないだろうけど、トップリードってそうなんだなあと。
  • そして、「お客さんの前ではっきりさせとかなきゃいけない」と新妻氏が切り出した件の「不貞」(和賀氏による表現)エピソード。結構ドロドロしていると思うので、詳しく書かないけど、あの当時に和賀氏が実際解散切り出してたらどうなってたんだろうね。そこでちゃんと腹割ったわけじゃないから、今でも新妻氏がいろいろと不安(性格的にも)で、相方好き好きアピールが目に余るほどなのではと邪推したり…。このライブ自体、そんな新妻氏がお客さんの前で和賀氏とのコンビ愛を確認・承認してもらいたかった会にも見えた…。あと、「怒ってる?」と訊いてた新妻氏は、和賀氏の「悔しい」と言う気持ちがちゃんと分かったんでしょうか。そう思わせたってことは、許す許さないじゃないのよ。うむむ。
  • そこから新妻氏が「結婚してパーティとか開いたら来てくれる?」と確認するも、結婚することも俺には言わないで的な返答をされ「なんで!!?」と涙目になっていたwそれについての和賀氏の言い分は、分かるような分からないような、ただ和賀氏らしかったですけど…。結婚パーティは嫌いだそうで、的確に毒を吐いてました(笑)。新「芸人だから盛大にやらなきゃいけないみたいなとこあるじゃん、高倉さんとかさあ…」→和「あの人は無邪気だから良いんじゃないのw」「あーたも無邪気だからやったらいいんじゃない」←いろいろ含んでる返しな気がして、またも邪推するわたし…。
  • あと和賀氏はひとりっこだと冒頭で知ったのですが、「リモコンとか勝手に触られるのがいや」「気使わないの?」のくだりは結構共感。

ショートフィルム「どうせ死のうと思ってたくらいなら…」上映

休憩時間に、知り合いのディレクターさんがトップリを演者として撮ってくれたショートフィルムを上映。せいこうさんがやっている映画祭だと言ってましたが、ヨーロッパ企画とのSSMFのことかのう。
これがなんか、その前に聞いた話を踏まえると、どういう気持ちで観ていいのかよく分からず…かなりこっぱずかしかった。良いお話だと思うけど…。

アンケート

始まる前に集めたアンケートに答えながら。あ、ちなみにアンケートの回収はクロヤギの能崎嬢が元気にやっていて、入場したときには「わあ、やよたん!」と思ったものです。

  • 「変わった質問をしてください」という項があり、これは和賀氏がやりたかったことだそうで、「Fカップは好きですか?」とか「夏、どうですか?」とか(笑)。夏よりは冬のほうがつらい和賀氏。「冬は着れば防げる理論はなんなの?」w
  • 「自分のテーマカラーを教えてください」という質問に、全然ピンときてないふたり。新妻氏いわく、相方は「闇?」「茶色かなあ」。一方和賀氏は、相方は「・・・・白」。新「俺のことあんまり興味ないでしょ?」和「ないねえ」新妻氏、しゅんとなる。
  • 一番好きなコントは?→和賀氏は「雨の建設予定地」だそう。へえ!新妻氏も「へえ!」って感じでしたが、あれは傘を使ったコントがやりたいなと思って、ずっと置いておいたネタで、雨で名刺交換をするところは、と考えて建設現場が出てきたそう。なるほど。ていうか和賀氏が作ったコントだったのか!正直、てっきり新妻氏がほぼ作っているのかと思っていて、すごく意外でした。あとは「引っ越し」で、あのコントは中核の部分ができて後から外付けする作り方をしたから印象が強いらしい。こういう話、すごく好き。もっと深く聴きたかったのに、新妻氏がすぐ「俺の作ったやつだったら?」とそういう方向に持ってっちゃうもんだから!
  • 新妻氏作のコントで、好きというよりは「営業で使えそうなやつ作ってきたな」と思ったのは「別れたくない」と「タクシー」だそう。新妻氏、何を言われても嬉しそうだった…。新妻氏本人は「ホモのネタが好き!」とwで、それを受けて「(ホモのネタ)の、どれ?」と訊き返す和賀氏。どんだけそんなネタがあるんだよ。「手をつなぐやつ!」だそうです。多分「恋のカタチ」かなあ。暗転中に和賀氏のほうからさっと手を恋人つなぎしてくれるのが嬉しい(はぁと)とのこと。はいはい。
  • 新妻氏は漫画とか欲しがらない子どもだったので全然読んだことがなく、親が逆に心配してドラえもんの6巻を買ってきてくれた→その6巻が、ドラえもんが未来に帰ってしまう最終回が載っている巻で、すごい泣けるんだよー!と言うものの、全然正しく説明できない新妻氏…。ていうか、新妻氏って、全体的に説明が下手なのだ。何か説明したときも「それじゃ絶対伝わってないと思うよ」と何度も和賀氏にフォローされていたし。きっと要約とかも苦手な子だったに違いない。
  • 結局最終回のあらすじはよく分からなかったものの、「そりゃ泣くよね、あんな便利なもんがいなくなったら」と和賀氏wドラえもんのそこがイヤだと。コロ助が居なくなるなら分かる、バカなやつはかわいいから、しかし便利なやつが居なくなったら、絶対私利私欲のほうを考えるでしょと。分かるわあ。そして相方を散々バカだバカだ言っておいて、「バカなやつ(コロ助)はかわいい」と言ってくれる和賀氏にキュン。

和賀氏のバースデーデート

和賀氏の誕生日6月16日に、一緒にデートに行ってきたので、その様子をお見せします!という企画。カメラマンとしてクロヤギ能崎嬢も同行、ステージに登場。「トップリードチルドレンのクロヤギ」とさらっと紹介されてましたが、やっぱりそうなのか。新妻氏が「のんちゃんのんちゃん」と呼んでてかわいいな。

  • どこに行ったかというとディズニーシー。舞浜駅の写真からあるのだけど、もう和賀氏の表情が終始ひどいwでも和賀氏らしくていい。あのトレインのミッキー型の窓やつり革に「夢の押し売りだ!」と怒っていたそうで(笑)。そして震災時に液状化した駐車場に一番の食いつきを見せ、カメラマンののんちゃんが慌てたそうな。
  • 入口で荷物チェックされてるときの写真も。和賀氏の方が「ちゃんと見せたい」んだそうで、あのさらっと見るだけのおじさんの存在に納得がいかないご様子。確かに、チラ見せでいいならチェックの意味ないものねえ。私もライブのときとか常に思ってた。だからってじっくり見せないけど。和「結構あたしゃ危険に見えませんか?」「絶対爆弾持ってそう」と、自分のふくれっ面の写真を指しての指摘(笑)。
  • 能崎嬢のナビでシーを満喫(?)したふたり。和賀氏がちょっと笑ったりテンション高い様子を見せるだけでかなりのレア感があり面白かった。入ってすぐ耳カチューシャをつけさせられても、絶対に外さなかった和賀氏が本当に素敵。能「喫煙所で耳付けてるの和賀さんだけでしたよね」w
  • 船のアトラクションで、ブリッジの下をくぐるときにお願いをすると願いが叶いますよ〜というスポットの写真。新妻氏は屈んでてをぎゅっと握って祈っていた(「売れますように…!」とw)けど、和賀氏は何もしてない!とクレーム。しかし、和「ちゃんとしてるよ。キングオブコントで優勝できますようにって」新「本当にー!?」和「嘘ついてどうすんのよ」新「やったー!」(笑)。結局優勝できなくてもディズニーマジックのせいにできる的なことを言ってた気もするけどw
  • インディジョーンズの飛行機のそばの足跡について、感動する新妻氏と能崎嬢。冷めた和賀氏に、「それを作るのがディズニーの力だよっつってんの!」と、のんちゃんブチ切れw落ち着いて!
  • 転がってきた岩に「下かよ!」ってつっこんだ和賀氏もさすがですねえ(笑)。基本、和賀氏がなんかに触ったり笑ったりしても楽しいという内容だったのですが、こういうとき新妻氏が和賀氏に抱く感情は「萌え」に近いのであろうと感じた。うすらぼんやりと。新妻氏はそういうふうに自覚することは多分なさそうだけど。

最後は撮ってきた写真やグッズを抽選してお客さんにプレゼント。アンケートでの大喜利的な質問に律義に答えてくれる和賀氏が素敵。エンディングでは、「今日はどこかでK-PROライブもあったでしょうが、来てくれてありがとうございます」と挨拶する和賀氏(実際はK-PROライブはないけど)…、最後まで、客観視に長けた人なのねとゲージ満タンでございました。
仲良しコンビのゆるふわなライブになるかと思いきや、例のエピソードもあったからなのか、新妻氏の相方への承認欲求がすごすぎてそれに当てられたせいなのか、なんだかよく分からない気分になったのも事実でした。次回もデートする気満々みたいです。とりあえずあんな感じでも、いいや。