ちはやふる13

ちはやふる(13) (BE LOVE KC)

ちはやふる(13) (BE LOVE KC)

職場の非常勤ママさんの娘さんが買っているそうなので、今後も貸してもらえることになり、やっと読めました!わーい。そのママさんとも言ってたんですが、前巻のあらすじをだいたい忘れてしまう(これって何の試合だったんだっけ?的な)のだけど、読んでたらお話が素敵すぎてそんなことどうでもよくなってしまうのだった(よくない)。
クイーンの地位はどうでもいいけど、「自分が頑張ればみんなが喜ぶ」という動機を持って挑んでいる恵夢ちゃんと、まわりに支えられていることと、それに応えたいと思うことと、クイーンに勝ちたいという動機がしっかり結びついている千早の違い。恵夢ちゃんの欲を引き出したのも千早だった。チームにはいろんな絆の形があって、ひとりひとり思うところは違っていても、それが重なり合って絆ができているんだなあ…と、もうそんな経験ができない私はそれだけで泣きそうです…。本当に毎回すごいと思わされることなのだけれど、チーム全員、どこの学校の子たちにも、みんなにスポットが当たるのが素晴らしいと思います。
今回の表紙は笑顔の千早で、巻末に「笑顔の千早が描きたくて」「私も励まされている」と末次センセイ。千早みたいな子を描いてたら、いとおしくてしょうがなくなるだろうな。千早が泣いてたら、きっと描いてても落ち込んじゃうと思う。