「RSS extra Wonderful Tuesday 2011 Vol.1」@Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

桜井秀俊真心ブラザーズ)/ミドリカワ書房 ※オープニングアクト:ひいらぎ

渋谷プレジャープレジャーは、映画館のような椅子でドリンクホルダーもあって、すごく心地いい場所でした。ステージも高くてすごく贅沢な感じ。ミドリカワさんもリハのとき座ってみて、「寝るよねーこれは」という感想(笑)。
こういうイベントに出るミドリカワさん大好きです。ベテラン先輩ともっとからんでほしいなあ。

  • オープニングアクトひいらぎ、おんなのこふたり、それっぽくないビジュアルで(笑)、少年のようにさわやかでした。影響受けてるっぽいなーと思ってたら、オフィシャルサイトの紹介に『ゆず』を聴いて音楽を作り始めると書いてありました。やはり。年齢的にもジャストですよね。恵梨香嬢は腕に、千晶嬢はパンツのポッケに手ぬぐいをつけていて、それは桜井さんが記念で作った非売品で、みんなに配ってくれたからつけて出よう、ということになったそう。黒地にサマーヌードの歌詞が書いてあり、アンダーラインが引いてある文字をつなげると「さくらいひでとし」になる、というデザイン。
  • ミドリカワさん、「J-BOY」に合わせて客席後方から登場し、ステージ上でエアリングイン(笑)。てぬぐいは首に巻いていました。今日は桜井さんと共演ということで、真心めちゃくちゃ聞いてたし、正直、地に足が着いていない状態だと。確かに、おしゃべりも普段よりフワッフワしてた。嬉しそう。
  • ひいらぎには何度か(3回目)会ったことがあり、「今度東京に出てくるって言ってたわ、やめなさいって言いましたけどあたし」とのことw
  • 2曲目の「誰よりもあなたを」の最後に、「冷やし中華〜 始めました〜♪」と歌い上げ、「ミドシンもそう思います」と締める、相変わらずのお笑いミーハーっぷり。
  • 真心の歌をセレクト、「橋の上で」。こうして人様の歌を歌う書房が好きなのですよ。
  • お手伝いのヒマでモテないバックバンドは、シモンくんと前田さん。前田さんは頭にてぬぐいを巻いてその上にハットを被り、シモンくんはジャケットの胸ポケットにちゃんと折りたたんで差していた。オシャレー!シモンくん髪切っとって、超かっこいかったです。ギターも、今日は特に素晴らしかった…「大丈夫」の指さばきにうっとり。「保健室の先生」で、いちばんエロい雰囲気出してるのあの人でしょ(笑)。
  • 最後、「もう春だし」というのでてっきり「春よ来るな」だと思ったのに、「あたしの曲のなかで一番有名だと思うんです」と言うので、はて?と思ったら「リンゴガール」でした。
  • 桜井さん、てぬぐいは着けておらず。ミドリカワさんとはお互いの曲をカバーしようということになり、何を歌うかは言わないでおいたんだけど、ミドリカワさんが歌った「橋の上で」を2曲目にやろうとしていたので、かなり出鼻をくじかれた感じになってしまったと(笑)。なので慌てて変更。真心が休止していた時のRosetta Garden時代の、「さよなら美しく燃え尽きる光」を。セカンドのカップリング曲で、「地味中の地味」な曲とのことでしたが、これがまあ、すっごく良かった。
  • そして桜井さんが書房の曲を歌うとき、「とても好きな曲」なんだけれども、「まさかミソリカワくんがラストに演るとは…」とw出鼻くじかれまくりな桜井さん。むしろ気が合ってて喜ばしいのか…。桜井さんの「リンゴガール」は、とってもレトロで、漫画家というより小説家ちっく。そしてよーきんの声でも妄想再生してみる私…もっと生々しい感じになるなあ。
  • ミドリカワくんはなかなか一筋縄ではいかない青年とのこと。「今日は彼がお友達のバックバンドを連れてきて…」「ボクは、先輩風をびゅうと吹かせ、『ともだち、貸してよ』と…」言ってサポートに入ってもらうことに。桜井さんの先輩風、弱そーだ!それで披露された「生きる」がすごく良かったです。四十を越えて、だんだん恥ずかしさとかなくなってきて何でもやりたくなってきて、ラップに挑戦した桜井さん。そして、終わってはけようとしたふたりを止めて、「もう1曲やらない?」と。本当にその場で楽譜渡してました。桜「星印のところが、サビです」(笑)。
  • 桜井さんの声はすごく湿度が高い。サマーヌードすら、梅雨の雰囲気。ミドリカワさんとのその差が良かったなあ。
  • アンコールはふたりとお友達サポメンで登場。ミ「桜井さんのアンコールなのに、僕ら出ちゃっていいのかっていう…」桜「このイベント全体のアンコールだから!」(笑)。ひいらぎは?という桜井さんに、「多分2階に居ますよ、おいでよー」と声をかけてあげるミドリカワさん。慌てて降りてくるひいらぎ。また「先輩風をびゅうを吹かせ」、桜井さんが尊敬する筒美京平氏の曲を歌いたい、ただのカラオケのようなコーナーをすることに(笑)。
  • 「さらば恋人」と「また逢う日まで」を披露。「さらば恋人」を知らないひいらぎ。そうだよねえ、と桜井さん。「また逢う日まで」は、レコード大賞で「さらば恋人」と競って勝った曲だそうで、俺取れなかったんだよーとマチャアキが言ってましたよ、という書房トリビア。それを聞いて桜井さん、「それ、(筒見先生は)どういう気持ちなんだろうねー」「どっちにしろ俺じゃ〜ん?って感じかなあ?」ってwこの「俺じゃ〜ん」のとき、両手を頭の後ろに持っていくしぐさをしててかわいかったー。
  • ちなみに「また逢う日まで」のとき、カポを下げ忘れており、「ごめんなさい、あたしです」と止めて、もう一回やらせてもらうミドリカワさん。なのにやり直してもまだ下げてなかった(笑)。

まったり、ゆるやかな雰囲気だったし、座席は気持ちいいしで、普段よりずーっとぼんやり度が高かった気がします。癒されライブでした。