宮城仙台へ行ってきました・2日目/石巻田代島
メインイベントの田代島へ出発です。
あおば通駅から仙石線に乗ったら、石ノ森マンガッタンライナーが来た!
内部も楽しいのだ。
おおはしゃぎで写真を撮っていたら、これは乗る電車ではなく、父が大慌てで「あっちだった!」と…
石巻まで行く途中で、もう1編成とすれ違う。こっちのほうが、なんていうか豪華だったのだ。
石巻駅は石ノ森デコがすごい。駅舎だけじゃなくて細かいところまでたくさん。見づらいけど時計の文字盤フォントも石ノ森。
駅からタクシーで港の網地島ライン船乗り場まで。
船上に餌を求めてくるカモメがいっぱい。野生動物に餌をなげるのはいいんだけど、あまつさえそれに手を伸ばす人って一体…。
猫島・田代島といえば、DPZの野良猫担当ほそいさんも記事にしていましたが(→☆)だいたい似たような内容ですので、見比べても見比べなくてもいいです。驚いたのはほそいさん記事の最後の「猫よけペットボトル」が風景がそのまんまだったこと!ほそいさんが行ったのは去年の8月だけど、ずーっとだれも触っていないのか…?
新斗田の港につくと、まずこれ。そしていざ猫に会いに行くよー!
さすがに港を降りて猫わらわら、なんてことにはなりませんでしたが、歩いているとそこここに居ます。みんな人間が歩いてくると、「こんにちは」「こんにちは」「どうもどうも」という感じで寄ってくる。人が立ち止っていたらそこに猫が居るのだ。
仔猫は警戒している子も多かったです。小雨が降っていたこともあって、軒下に隠れてる子を見つけると嬉しい。
「マンガアイランド」とされるロッジ群のある高台へ。
にゃーんにゃーん
にょっきり
存在感あるなあ
個人的に、島は廃屋や古い家屋も多くて、建築物好きとしても楽しい島です。不思議な気持ちになります。
郵便局もいいよねえ。
もう使っていない小学校とか。でも使われなくなってからまだそんなに時間は経ってなさそう。この隣に教育センターもありますが、壁の時計が止まってしまっていて、そのまんまになっているのがなんとも。
さてこれからは猫まみれです。
黒白八割れ系ばっかり。同じ島内で繁殖するから似たような柄ばかりになるのだな。
エサが欲しいあまり、父のスラックスに噛みつく黒にゃん。目がちょっと濁っていた。不自由なのかも。
「この中に美味しいものが入っているのでしょう!?」
置物ようなどっしりしたやつが居た。ありんこが足に乗ってきても動かない。
その猫に、微妙な距離感で近づく一眼レフ持ちのお兄さん。それをニヤニヤしながら見守るわたし。
ちびっこはやっぱり警戒します。うにゃうにゃ言ってた。
鬱蒼とした山道を越えて、猫神社を通る。とにかくねえ蚊がすごかった!!
かたつむり。
港まで戻ってきて、ごはんを食べよう。島内には商店とかありません(民宿はあるんだけど)ので、お弁当を持参したほうが良いです。猫も寄ってきますし。
横手焼きそば弁当(駅弁)を食べるよ!
そしたら本当に寄ってきた。
「なんかありますかね」「くれるんなら早くください」
男前じゃないか
「もうないなら、さよならっす」このあと、食べている人のところを順に回っていました。
テレビカメラっぽいものを持っているお兄さんが、しばらくずっと追いかけていました。
1匹だけ、首輪をしている子を見ました。つい抱っこまでしてしまう、猫飼い家族。超美人ちゃん!
見逃してしまいそうなところで寝ていた茶トラチビ。
寝てるー!
上2匹のお母さんのようです。
歩きまわって、本当に疲れました。島の猫たちは本当に人間を怖がっていなくて、触ろうが写真撮ろうが、「いつものこと」という感じで生きていました。そんななかでも、積極的に寄ってくる子もいれば、全然興味を持たない子もいて、みんなそれぞれ。猫にとって天国のような島と書かれていたけど、冬は寒いだろうし、仔猫はカラスとかに狙われるだろうし、楽園ではないのだろうなあ。でも猫が猫らしく人間のそばで生きていける島はとても魅力的だった。また行きたい。