「アバター」

職場で貸してもらいました。観た人がたいがい良かったよという感想だったので観てみることに。
いたるところであらすじは見聞きしていたので、最後まで特に意外な展開はありませんでした。ジェイクがアバターになる(なる?)までの展開は淡々としていて、それでも下半身が不随だという要素だけで、彼がナヴィの世界にハマっていく理由は十分でした。ナヴィや自然の映像美はさすがで、ネイティリはしなやかでかわいらしく、とても楽しかったです。
ただ後半の戦いの場面になってからが結構長くて、かなり疲れてしまった…。大佐が絵に描いたような冷徹な軍人(嫌われ要素満載)で、ラスボスにはふさわしかったけれども、双方の関係性には目新しい点は何もなく、単純な戦争映画になっていたなあと。ジェイクがナヴィ戦士のトップに立つ過程も、結局はカリスマ性という感じであまり魅力的に思えず。
全体的に青っぽい世界にくらくらした。「これは3Dで評判になった映画だ」っていう先入観を持って観るのはよくないなー…(無理なんだけど)。そりゃ映画館で観れたら楽しめただろうけど、結局そこに感想が落ち着いちゃう。