カムカムミニキーナ2008本公演「ダルマ」@新宿シアターアプル

東京公演の千秋楽に行ってきました。コマ劇場とともにシアターアプルもなくなってしまうので、最初で最後ですが行けてよかったです。山崎さんは当初東京公演のみの出演だったのに、急遽名古屋と奈良も出るそうで*1、人気者ですなー。カムカムの公演はおろか、なかなかちゃんとしたお芝居に足を運ぶこともないせいか、いろいろエグかったり下ネタだったり、大人向けだな〜と感じてしまいました。単純に面白いとこもたくさんありましたけどね。
以下、ちょっとネタばれを含むのでたたみます
ベースは西遊記で、3つの時代を舞台に、転生を繰り返したり因縁や運命に縛られたりする人たち、八嶋さん演じる悟浄が、ある因縁によって時空を超えて仲間を探し続ける…というのが本筋かな。西遊記編はけっこうエグいエピソードでアレンジされていて、それが物語のひとつの芯になってた感じでした。戦国時代編はストーリーも演出もすごく面白かったのですが、現代(?)編になってからは、本当に場面のつながりが分からず(汗)、熱いメッセージは伝わるもののストーリーが理解できず、ラストは「えっ終わったの?!」って感じでした…。あれはどこかでちゃんと観ていれば分かるもんなのかしら?うむ〜。なんだかもったいないような、不完全燃焼だったなあ…
八戒の生まれ変わりが「いのしかちょう」のキーワードというのは、ほほ〜と思いました。ああいうの好き。あと山崎さんのラストの恰好がすごかった、何の役なんだよーという感じで(笑)。

*1:でないとチケットが売れないそう…