音楽と人

北川さんは身体が相変わらず細っこいけどお顔はそうでもなくなったかなという感じ。ちょっと前まで頬がこけていたのがほんと心配だった。写真がいろんなモチーフと一緒にバリエーションがあって嬉しいなあ。表紙、かわいいですね〜(←私信)
岩沢さんがここでも*1藤子・F・不二雄 異色短編集」の話をしていて、劇画・オバQのことで盛り上がっていた。私もこのシリーズ全巻持っているけれど、この話はそれほど響かなくて(たぶん、大人になっていく周りをさみしいと思うよりも、置いてかれていく自分に怖いと感じることの方が多いからだと思う)、こういう話に感銘を受けるあたりさすが男子だな と思いました。ところで、ここで評価されているゆずさんとF先生はちょっと似ていると思う。世間一般に強固で影響力のあるイメージを持っていながら、ドラえもんと同じタッチでベッドシーンやらブラックユーモアやらそれこそ生生しくてリアルな漫画を描いちゃったF先生と、「王道」で「普遍的」なメロディに「今までと違う赤裸々な歌詞」*2を作ってきたらしいゆずさんがどうしても重なってみえます。そんなことを考えると、岩沢さんが出してきたこの漫画も単なる話のネタではないのかもなあと思いました。

こんなかに入ってます。この表題のはなしを永井均氏が「マンガは哲学する (講談社プラスアルファ文庫)」で言及してて買いました。

*1:前は一昨年のエキサイトインタビューで

*2:インタビュアーの金光さんの言葉